明治安田生命 J1第32節 神戸0-0鳥栖 [ノエスタ]
小野裕二は、途中出場(後半14分)
元スペイン代表の神戸MFアンドレス・イニエスタと鳥栖FWフェルナンド・トーレスによるJリーグ初対決としても注目された一戦。両選手はそろって先発出場し、神戸は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、鳥栖はF・トーレスがキャプテンマークを巻いた。
神戸はボールを支配しながらも、鳥栖の守備を前に攻めあぐねる展開。前半28分にポドルスキがPA手前中央から右足でシュートを打つが、GK権田修一にキャッチされる。
続けて同30分、ポドルスキとのパス交換からイニエスタがPA手前左で左足を振り抜く。しかし、ゴール右に外れた。
前半37分には左サイドの深い位置でFKを獲得し、キッカーのMF藤田直之が右足でクロスを送る。PA内右で待ち構えていたポドルスキが左足のボレーで合わせると、ゴール前のMF高橋秀人が体でブロック。左腕付近に当たったようにも見え、神戸の選手たちはハンドをアピールしたが、PK獲得とはならなかった。
ハーフタイム明けからも攻勢を仕掛ける神戸。後半18分、左サイドのイニエスタが浮き球のパスを出し、PA内左に走り込んだMF三田啓貴がワンタッチで落とす。これに反応したポドルスキが左足で合わせるも、シュートは左ポストを直撃した。
鳥栖も直後の後半20分、PA手前中央のFW金崎夢生が右足で強烈なシュートを見舞うが、惜しくもゴール右に外れて先制とはならず。同26分にはF・トーレスがFW田川亨介との交代で下がり、リーグ戦2試合ぶりの得点はお預けとなった。後半40分に途中出場した、小野裕二の右足シュートは枠外に外れた。
その後もスコアは動かず、0-0のまま試合終了。神戸は7月以来の連勝を逃した。一方、鳥栖も今季初の3連勝とはならなかったが、他会場で敗れた名古屋を抜き、残留圏内の15位に浮上している。