ホームALLNEWS明治安田生命 J1第27節 柏1-1鳥栖 [三協F柏]

明治安田生命 J1第27節 柏1-1鳥栖 [三協F柏]

By | 2018-09-22T20:28:19+00:00 2018-09-22|

明治安田生命 J1第27節 柏1-1鳥栖 [三協F柏]

小野裕二は、スタメン出場。

ホームの柏は前節の清水戦(前節で首位の広島を1-0で下した鳥栖は1人を変更。
MF原川力に代わってFW小野裕二を起用し、2トップにはFW金崎夢生、FWフェルナンド・トーレスのコンビが並んだ。

 ボールを握って押し込む鳥栖に対し、効果的な攻撃を繰り出したのは柏。相手のスペースを的確に突くMF瀬川祐輔がボールを引き出し、果敢なドリブルで敵陣に何度も攻め入ると、前半20分には強烈なミドルシュートで見せ場をつくった。

 対する鳥栖は前半25分、DF三丸拡のクロスに頭で合わせたF・トーレスがファーストシュートを記録。前半34分、こぼれ球に反応した小野裕二が相手ディフェンダーをかわし、ミドルシュートを放つもゴールならず、同37分には金崎が力強いポストプレーから右サイドを切り裂いたが、DFパク・ジョンスが身体を投げ出して防いだ。

 すると前半40分、柏が先制点を奪った。小池の縦パスを受けたオルンガのポストプレーはDFジョアン・オマリがブロック。だが、こぼれ球を拾った大谷がダイレクトでスルーパスを入れ、抜け出した小池がPA内右から中央に折り返すと、ゴール前に走り込んだ瀬川がフリーで押し込んだ。

 柏は1点リードのハーフタイム明けに、鳥栖は同3分、右サイドを突破したMF福田晃斗のクロスにF・トーレスが合わせたが、ボールはGK桐畑和繁の正面。同6分には福田が再び鋭いクロスでCKを獲得した。

 すると後半7分、鳥栖はこの右CKを三丸がファーに蹴り込むと、フリーで反応したのは金崎。低く入ってきたボールを力強いヘディングで叩き込み、試合を振り出しに戻した。同11分には左を切り裂いた三丸のクロスにF・トーレスが走り込んだが、DF鈴木大輔が何とかクリアした。

 鳥栖は後半15分、小野裕二に代わってDF安在和樹を投入し、同17分には敵陣ゴール前で鈴木のハンドがあってFKを獲得。
これを金崎が右足で狙ったが、惜しくも右ポスト脇をかすめた。
さらに同23分、右サイドを攻め込んだ安在のクロスにF・トーレスが頭で合わせたが、これもサイドネットに当たった。

鳥栖は後半28分、F・トーレスに代わってFW豊田陽平を投入し、長年にわたってチームを牽引してきたストライカーがJ1通算250試合出場を達成。ここからは豊田にロングボールを蹴り込み、次々にチャンスをつくった。

鳥栖の攻撃が続くも、試合は1-1のまま終幕。両者とも14位(試合前時点)のG大阪を得失点差で上回ったが、27試合を消化した3チームが勝ち点30で並んでおり、J1残留争いはさらに激しくなっている。