明治安田生命 J1第26節 【鳥栖1-0広島】
小野裕二は不出場。
鳥栖は前半9分、MF福田晃斗の左クロスをFWフェルナンド・トーレスがゴールに背を向けた状態からヒールで狙うが、GKがセーブ。同27分にはFW金崎夢生が右サイドで起点となり、MF原川力のクロスにフェルナンド・トーレスが頭で合わせたが、枠を捉えられなかった。
森保ジャパン初陣でキャプテンを務めたMF青山敏弘、日本代表に初招集されたDF佐々木翔も先発した広島は前半35分、セカンドボールを青山がPA手前からミドルシュートで狙ったが、ゴール上へ。チャンスらしいチャンスをつくれないまま前半はスコアレスで折り返した。
後半に入ると、徐々に広島もゴール前に迫る回数を増やしていく。
後半17分、スルーパスに反応したMF柏好文がPA内右から折り返し、FWパトリックが落としたボールを佐々木がミドルシュート。決定的な場面だったが、GK権田修一の好セーブに阻まれた。
鳥栖は後半29分、DF三丸拡の左クロスからファーサイドに詰めたDF安在和樹がヘディングシュート。これはGK林卓人のビッグセーブに遭うも同31分、安在の右FKにDF高橋祐治が頭で合わせ、豪快にゴールネットを揺らした。
今季京都から加入した高橋祐はこれが移籍後初ゴールで、待望のJ1初ゴール。セットプレーからの1点を守り抜き、首位チームに競り勝った。守備陣はこれで3試合連続の無失点。2試合ぶりの白星で3試合負けなし(2勝1分)とし、J1残留へ貴重な勝ち点3を積み上げた。