明治安田生命 J1第21節
小野裕二はスタメン出場。
ホームの鳥栖は8月5日のC大阪戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、出場停止明けのFW小野裕二が先発復帰。
序盤から浦和がボールを保持する展開となるが、鳥栖守備陣の粘り強い対応に遭ってなかなかフィニッシュまでは持ち込めない。
前半19分にはDFマウリシオの縦パスを受けたFWファブリシオが放った思い切りの良いロングシュートが枠を捉えるが、横っ飛びしたGK権田修一に弾き出されてしまう。
一方の鳥栖は同27分、FW金崎夢生がPA外から鋭い右足シュートを放つも、GK西川周作に阻まれてしまった。
前半38分にはファブリシオの丁寧な落としに反応したFW武藤雄樹が狙いすました左足シュートを放つが、ボールはポストを叩いてネットを揺らすには至らなかった。
0-0のまま後半を迎えると、同8分、MF原川力が蹴り出したCKに飛び込んだMF高橋秀人が体を投げ出してヘディングで突き刺し、鳥栖が先制に成功した。
後半15分には敵陣深くでMF青木拓矢からボールを奪い取ったFWフェルナンド・トーレスが、ゴール前でフリーになったFW金崎夢生へラストパス。しかしコントロールミスした金崎が至近距離から放ったシュートは、好反応を見せた西川にストップされてしまった。
浦和が選手交代で、状況を打開しようと試みるが最後までゴールを奪えず。
鳥栖が逃げ切って1-0の完封勝利を収めて今季初の2連勝を飾った。
試合結果:鳥栖1-浦和0 [ベアスタ]