ホームALLNEWS明治安田生命 J1第20節 鳥栖 -C大阪 [ベアスタ]

明治安田生命 J1第20節 鳥栖 -C大阪 [ベアスタ]

By | 2018-08-05T21:39:42+00:00 2018-08-05|

明治安田生命 J1第20節 鳥栖 -C大阪 [ベアスタ]

J1リーグは5日、第20節を各地で行い、自動降格圏に沈むサガン鳥栖がセレッソ大阪と対戦した。

大型補強のFWフェルナンド・トーレス、FW金崎夢生が良い連携を見せて1-0で勝利。

7試合ぶりの白星でプレーオフ圏内の16位に浮上し、巻き返しに向けて好スタートを切った。

鳥栖は前節の清水戦(●0-1)から先発1人を替え、MF小野裕二に代わって出場停止明けのDFキム・ミンヒョクが入った。

先にスコアを動かしたのはここ3試合無得点の鳥栖だった。

前半15分、MF原川力が右CKを蹴り込み、C大阪DF木本恭生がクリア。

こぼれ球にDF吉田豊が走り込んで、PA外からダイレクトで右足を振り抜くと、鋭く放たれたボールが左ポストに当たってゴールマウスに入った。

4試合前の第16節湘南戦(△1-1)で奪った得点はオウンゴールだったため、鳥栖の選手が得点者となったのは第13節清水戦(○3-1)以来、7試合ぶり。

時期にしてロシアW杯による中断期間前の5月6日以来、3か月ぶりの歓喜となった。

その後の鳥栖はC大阪の攻撃を受け止める展開が続くが、守備陣の奮闘で失点を許さない。

前半38分には、中盤でのボール奪取からチャンス。

セカンドボールを拾った金崎のスルーパスにF・トーレスが抜け出し、右足でゴールネットを揺らしたが、わすかにオフサイド。

加入後4試合目での初ゴールはお預けとなった。

鳥栖は後半9分、原川の右CKにF・トーレスが頭で合わせるも枠外。

C大阪は後半23分、MF清武弘嗣のクロスに杉本が合わせたがこれも枠を外れる。

対する鳥栖は同28分、GK権田修一のロングキックをF・トーレスがそらし、抜け出した金崎が相手DFを振り切ってPA内に進入。

だが、1対1で迎えたシュートはGKキム・ジンヒョンに阻まれ、追加点は奪えなかった。

終盤はマンツーマン気味の5バックで守備を固めた鳥栖は、山岡良介主審の正確なハンド判定にも後押しされて、C大阪の猛攻をシャットアウト。

かつて3年半にわたって指揮を執ったユン・ジョンファン監督の前で7試合ぶりの勝利を挙げた。これによって勝ち点を18に積み上げ、前節終了時点まで16位だったG大阪を逆転。

自動降格圏を脱出した。