J1第12節 鳥栖1-2札幌 ベアスタ
小野裕二は、スタメン出場。
試合は、序盤から鳥栖のペースで進む。
前半28分、安庸佑選手のクロスに小野裕二が頭で合わせるも惜しくもゴールならず。
続く、前半42分もペナルティーエリア付近で小野裕二がミドルシュートを放つもゴールならず。
前半は互いに譲らずスコアレスで終了。
すると、先手を取ったのは鳥栖だった。
後半6分、札幌のDF福森晃斗からDF石川直樹のパスがずれ、FW小野裕二がプレッシャーをかけたことでPA内右にボールが流れる。
これに走り込んだ安庸佑が右足のシュートでニアを破り、加入2年目でJリーグ初得点を挙げた。
後半26分、加藤がボールをカットし、パスを受け取った小野裕二がシュートを放つも、惜しくもサイドネットに。
しかし、ここから札幌の猛反撃が始まる。
後半34分、福森の右CKをDF進藤亮佑が頭で落とし、相手に当たってこぼれたボールを拾ったのは途中出場のジュリーニョ。
ゴールに背を向けた状態から反転して左足を振り抜き、枠の左に流し込んだ。
後半38分には兵藤のスルーパスにジュリーニョが走り込み、鳥栖DF鄭昇炫を振り切ってPA内右から左足でシュート。
GK権田修一に触られるが、跳ね上がったボールがゴールラインを割り、2-1と逆転に成功した。
ジュリーニョの今季初得点を含む連続2ゴールで試合をひっくり返した札幌。
そのまま2-1で逃げ切り、2試合ぶりの白星で3位に浮上した。
鳥栖は7連敗と厳しい状況に追い込まれた。