J1第10節 鳥栖0-2川崎F ベアスタ
小野裕二は、スタメンで出場。
鳥栖は21日の前節・広島戦を0-1で落とし、4連敗中。
その試合から2人を入れ替え、DF鄭昇炫とFW趙東建に代えてDF小林祐三とFW田川亨介を起用した。
試合は鳥栖が積極的な入りを見せた。
前半4分、MF高橋義希が右足アウトでスルーパスを出し、FW田川亨介が左足シュートを放ったが、飛び出したGKチョン・ソンリョンに止められてしまう。
川崎Fに決定機を作らせず、28分にはFW小野裕二がミドルシュートを放つなど、試合を優勢に進めた。
対する川崎Fは、ボールポゼッション率こそ上回ったが、鳥栖の集中した守りをなかなか崩すことができない。
11分、大島が頭でPA内へつなぎ、MF阿部浩之が相手を背負いながら左足ループ。
GK権田修一も飛び出していたが弾き出せず、ゴールに吸い込まれた。
なおも攻め込む川崎Fは後半22分、左サイドから中央へのパスをMF家長昭博がダイレクトでPA左へ。
阿部がライン際からクロスを上げると、小林悠がヘディングシュートを叩き込み、2-0とリードを広げた。
2点ビハインドとなった鳥栖は、24分に高橋義に代えて趙東建を入れた。
それでも川崎の牙城は崩せずに、2-0で完封負け。
鳥栖は3試合無得点で5連敗となっている。